誰の人生を生きていますか?

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【本来の自分を取り戻す】

「あなたは今、本当に『自分の人生』を生きていますか?

……それとも、誰かの人生をなぞって生きていますか?」

はじめまして。M.(エム)です。

僕は30代の、ごく普通のしがないサラリーマンです。

大企業に勤めているわけでもなければ、役職や地位が高いわけでもありません。

そんな、どこにでもいる僕ですが、ある日を境に【本来の自分を取り戻す】ことになりました。

そのきっかけは、本当に些細な、日常の「ある出来事」だったのです。

それは、たった1杯のコーヒーでした。

僕は毎日、仕事の昼休みに、職場の自販機で紙コップのコーヒーを1杯買って飲むのが日課でした。

以前は1杯60円だったそのコーヒー。

物価高の今、月日を重ねるごとに値上がりし、気づけば今では100円になっていました。

「コーヒー1杯100円は、ちょっと高いな……」

心の中ではそう思っていました。

だけど、周りの同僚たちは何食わぬ顔で100円を投入し、当たり前のようにコーヒーを飲んでいる。自分もその1人でした。

「みんなも飲んでいるし、自販機は便利で楽だし、まぁいっか」と、深く考えずに流されていたんです。

でもある時、職場で1人の人が、マイカップとスティックコーヒーを持参して飲んでいるのが目に留まりました。

「便利な自販機がすぐそこにあるのに、なんでわざわざ面倒なことをしているんだろう?」

不思議に思った僕は、恐る恐るその人に聞いてみたんです。

すると、答えは驚くほどシンプルでした。

「え? これ1杯30円だよ? 自販機は100円でしょ? 70円も安いじゃない」

その瞬間、僕の頭の中で、ガツンと衝撃が走りました。

「自分は一体、なんて愚かなことをしていたんだろう」と。

他人がやっているから、自分もやる。

値段が高くても、便利で楽に手に入るから、自販機で買う。

この行動は、決して「コーヒー1杯」だけの話ではありませんでした。

自分の日常に落とし込んで考えてみると、あらゆる場面で思い当たる節があったのです。

自分の意志で選んでいるつもりで、実はただ「他人に勝手に合わせていた」だけ。

ただ便利だからという理由で、楽をして流されることが「当たり前」になっていた。

つまり僕は、人生の主導権を自分ではなく、他人に明け渡して生き終えようとしていたんです。

「このまま、他人の人生をなぞるだけの生き方は、絶対に嫌だ」

心からそう感じた僕は、まず、その賢く生きている人の真似から始めることにしました。

マイカップとスティックコーヒーを持参し、自分の意志で、30円のコーヒーを飲む。

小さな一歩ですが、その瞬間から、僕の人生の主導権は、確かに僕の手に戻ってきました。

(次回へ続く)

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